株式会社吉野家の顔

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お客様からいただいたお金を出発点に、グループ全体の数字をまとめあげ、社会に開示するのが経理の仕事です。

茅野誠財務経理本部 経理

専門学校で経理と情報システムを専攻したものの、サービス業に魅力を感じ1999年に入社。入社以来、8年にわたり営業畑を歩んだ後、2007年3月に経理へ。学生以来となる「経理」の世界に戻ってくることになった。現在は連結決算業務(※1)を担当。

入社からこれまでを振り返って思い出深い出来事とは?

店長時代、新規オープンの出店を二度経験したことです。一度目は、当時400円だった牛丼を280円に価格改定した時。想定を大きく上回る入客があって店舗が混乱し、自分の力不足を実感しました。二度目は、牛肉輸入停止で牛丼がなくなった時期。慣れない新商品の販売などで大変な思いをしました。
何もないところから店舗を作るのがオープン店です。キャスト(※2)の在籍もゼロですから採用活動から始める必要があります。価格改定や牛肉輸入停止など環境変化の激しい時期にあり、しかもオープン店ということで、苦労した記憶があります。ただ後から振り返れば、自分の成長につながる貴重な経験ができたと思っています。

経理の中で担当している仕事内容とは?

主に連結決算業務を担当しています。グループ各社から提出される財務諸表を分析し、内部取引と言われる会社間の取引を除いていき、最終的に吉野家グループの連結決算としてまとめます。グループには様々な会社があり、それを吉野家グループとして一つの勘定科目に統一させ、最終的に社会に向けて開示します。また、アメリカや台湾の会社もあり、そこからは現地の言葉で決算書が送られてくるので、翻訳しながらの作業になります。地道な作業が多い仕事です。しかし、地道な作業とは、最も大変なことでもあり、重要な仕事です。多くの改善は地道な仕事をやり続けてきたからこそ生まれるもので、地道な仕事を知らない人間は物事の表面だけしか捉えられず本当の真実を知ることはできないと思っています。また、「人、物、金」といわれる重要な資源の「金」を司る分野において「番人」たるべく責任を持って取り組んでいます。

経理という仕事の面白みとは?

経理で扱っている数字は、元々は店舗でお客様からいただいた数百円から始まっています。それが積み重なり、最終的には億単位の金額になります。社員全員で作り上げた数字をまとめ、それを決算というかたちで世に送り出せた時、何ともいえない達成感や喜びがあります。
また、経理は毎日同じ仕事を繰り返しているように思われがちですが、実は違います。社会情勢が変われば会計制度や法律が変わり、経理のやり方も変化します。私たちもそれに対応していかなければなりません。時代の流れを常に肌で感じられることは仕事の面白みの一つです。

営業から経理への異動で戸惑いは?

自分なりに営業職としての将来像を思い浮かべていましたから、最初は疑問に思いました。しかし、上司にその疑問をぶつけ、先輩や同僚に相談に乗ってもらう中で、疑問や戸惑いを解消できました。会社全体の数字を読み取れる力がつけば、自分のキャリアにとって大きな武器になる。そういう前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。経理の仕事はまだまだ奥が深く学ぶべきことが多くありますから、日々の業務はもとより、さらに勉強をして力をつけていきたいと思います。

  • ※1)「株式会社吉野家ホールディングス」より「株式会社吉野家」が委託を受け、連結決算業務を行っています。
  • ※2)キャスト…アルバイトスタッフ

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