
高校卒業間近に吉野家でアルバイトを開始。一度は大学に進学するも、仕事の面白さに魅せられ、1999年に入社。東北地方の店舗で順調にステップを重ね、2007年からは吉野家で売上日本一の有楽町店の店長を任されている。休日は料理をして過ごす。献立を考えながら買い物をするのが至福のひととき。
吉野家に入社した動機は?
高校卒業間近に吉野家でアルバイトを始めました。そこで出会った店長が人間として器の大きい尊敬できる人でした。ミスをしても怒鳴りつけるわけではなく、かといって放置するわけでもなく、ある程度の指針を示しながら自由にやらせてくれる。そして「最後は俺が何とかしてやる」という、責任感が強い人。私もあんな人になりたい、と考えたのがきっかけです。
入社してから現在までのキャリアは?
複数の店舗で店長を任されました。店舗を異動するたびに新たな経験ができています。最初は、比較的売上規模の小さい店から始まり、徐々にステップアップして、4店目では東北一の売上がある店舗を任されました。そして今年、吉野家で売上日本一の有楽町店の店長になりました。ただ、小さい店だから楽、大きい店だから大変、という単純なものでもありません。お店が変わればマネジメントの手法にも違いがあります。いろいろな店を経験することで、スキルアップできる機会を与えてもらっていると思います。それと同時にナンバー1の店を任される責任を感じています。
仕事におけるこだわりは?
何事においても妥協しないことですね。特に人間関係のコミュニケーションにおいて。納得いかないことがあれば上司にもとことん質問して食い下がります。もちろん部下からの意見にも積極的に耳を傾けます。文句という形でも意見を言ってきてくれる部下は、コミュニケーションを図ろうという意思がありますから親しみが湧くんです。充分に意見を交わした後はそれまで以上に関係が良好になりますし、お互い成長しているように感じます(笑)。
店舗運営において大切にしていることは?
チェーンストアにとって店舗運営のベースとなるのがマニュアルであり、商品・サービスの質を保つためにも最低限やらなければいけないことが書かれています。マニュアルを守ることは当然で、そのうえにプラスアルファして自分なりのカラーを出すようにしています。商品はマニュアル以上のものは出せませんが、サービスに上限はありません。マニュアルにとらわれずに思いやりのあるサービスを実施していければいいと思っています。
菅野店長の考える理想の店舗とは?
店舗の運営は自分一人でできるわけではなく、従業員という仲間がいて成り立ちます。彼らが楽しく働ける店にすることが理想です。それは甘やかすとかワガママを許容するという意味ではなく、ルールがきちんと守られたうえで、個々がやりがいを持って生き生きと働ける職場環境をつくることです。従業員が生き生きとしていれば、その雰囲気が自然とお客様にも伝わるはずです。今以上に自分の店舗の従業員が生き生きと働けるようにリーダーとして頑張っていきます。

