株式会社吉野家の顔

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IR担当は幅広い知識と社内外の人的ネットワークが求められる仕事。店長、広報時代の経験が今に活きています。

半田由里子
経営戦略室 IR担当 (株式会社吉野家ホールディングス出向中)

大卒女子の就職が難航していた時代、吉野家の性別不問の実力主義に魅力を感じ、1994年に入社。店長時代は持ち前の負けん気の強さを発揮し、女性店長の道を切り開いた。その後、広報担当、事業企画担当、グループ企画担当などを経て、2007年にIR担当に。

吉野家に入社した動機は?

私が学生だった当時は大卒女子を積極的に採用している企業は多くありませんでした。そのなかで吉野家の募集要項は、職種・賃金・キャリアパスに男女差がなく、女性も大歓迎の姿勢でした。「自分も1、2年で店長になれるのか…」と思ったら意欲が湧いてきて、挑戦してみようという気になりました。

現在の仕事内容、必要な資質とは?

IR(インベスター・リレーションズ=投資家向け広報活動)担当です。IR担当は、投資家や当社の株主に対して、投資判断に必要な情報を適切なタイミングで開示していく仕事。財務データを分析したり、事業報告書やウェブサイトのIRコンテンツなどの編集をしたり、決算説明会向けの資料の作成、投資家やアナリストの対応などをします。
投資家が欲するデータ・情報と、当社が取り上げてほしいと考えるデータ・情報には少なからずギャップがあり、その間を取り持って調整する役割ですから、投資家の視点、経営者の視点の両方が必要になります。

店長、広報、グループ企画などを経て、これまでの経験がどのように役立っているのか?

IR担当に求められる知識は、経営、財務、株式については当然なのですが、それだけではありません。海外の投資家とのミーティングでは、店舗のことはもちろん、売っている商品や提供しているサービスなど、現場(店舗)についての細かい説明をするケースもあります。そんな時には、店長時代に得た知識や経験が非常に役に立っています。その点ばかりではなく、当時の店長経験は全ての面で仕事のベースとなっているといえます。
また、当社は2007年10月に持株会社体制に移行して吉野家ホールディングスとしてスタートしたので、投資家向け情報もホールディングスとしての内容になります。投資家からは、吉野家だけでなくグループ会社に対する質問もあり、それらの質問に答えるのに、広報担当やグループ企画担当の経験やネットワークが役立っています。IRは今までのキャリアを活かせる仕事だと思っています。

吉野家で働いてみてよかったと思うことは?

様々なことにチャレンジできることですね。店長時代に広報への異動を聞かされた時には、広報という仕事が何なのかさえ知らなかったくらいなのですが、上司や同僚に推されて挑戦する気になりました。本気になって取り組めばできるレベル、頑張れば達成できるステージに挑戦させてもらえるというのは吉野家のキャリアアップ体系の魅力だと思います。

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