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牛はその用途によって乳用と肉用に分類され、乳用の代表がホルスタイン、肉用では日本の和牛、アンガス、ヘレフォード等の品種があります。乳用の牛でも雄は肥育されて肉用となります。吉野家が仕入れているショートプレートは、肉用の牛からのみ生産されたものです。ここでは、アメリカでの肉用の牛の肥育方法をご説明します。

雌牛の妊娠期間は1年弱で、1頭しか出産しません。アメリカでは肉用の子牛が生まれると、広大な放牧場で約12ヶ月の間牧草を中心とした餌で肥育します。生体重量が750〜800ポンド(350kg前後)になると、肥育用素牛(フィーダーキャトル)として穀物肥育場(フィードロット)に販売されます。
素牛<フィーダーキャトル>の生産フィードロットとは、穀物によって素牛(フィーダーキャトル)を大量に肥育する大型生産農場のことであり、その肥育数は数万〜数十万頭の規模になります。
フィーダーキャトルを数十〜数百頭単位でペンと呼ばれる仕切りの中に入れ、4〜8ヶ月穀物を与えて、生体重量が1,150〜1,250ポンド(550kg前後)になるまで育てた成体牛をパッカー(と畜・・、加工、販売業者)に販売します。大きなフィードロットは数十〜数百のペンをもっており、ペンごとの導入、肥育、出荷を行っています。
フィードロットでの穀物肥育| ■アメリカの年間と畜・・数および内訳 | (単位:1,000頭) |
| 35,224 | 28,551 | 6,044 | 629 | |||
| ステア | ヘファー | 肉用カウ | 乳用カウ | |||
| 17,362 | 11,189 | 3,159 | 2,885 | |||
| 31,998 | 26,415 | 5,036 | 547 | |||
| ステア | ヘファー | 肉用カウ | 乳用カウ | |||
| 16,115 | 10,300 | 2,674 | 2,362 | |||
| 31,824 | 26,551 | 4,775 | 498 | |||
| ステア | ヘファー | 肉用カウ | 乳用カウ | |||
| 16,794 | 9,757 | 2,522 | 2,253 | |||
| 33,136 | 27,289 | 5,336 | 511 | |||
| ステア | ヘファー | 肉用カウ | 乳用カウ | |||
| 17,472 | 9,817 | 2,982 | 2,354 | |||
USDA(米国農務省)検疫済み |
※USDA 2006 National Agricultural Statistic Serviceより |
- ステア、ヘファー
- 肉用の牛で、上記フィードロットにて穀物肥育された16〜24ヶ月齢(18ヶ月齢前後が中心)の生体牛
- 肉用カウ
- 上記ステア、ヘファーを生んだ雌牛
- 乳用カウ
- 乳をしぼるための子牛を生んだ雌牛
- ブル
- 繁殖用の種牛


